日本診療情報管理学会は、医療現場において診療情報管理の実務担当者である診療情報管理士を主な会員として1975年(昭和50年)に発足しました。それ以来、日本病院会主催の学会の一つとして、同会会員病院所属の有無に係わらず参加希望者の全てを歓迎しながら、活動の発展をとげてまいりました。

現在、診療情報管理の発展をけん引し、また、医療情報関連の諸学会との相互交流のできる、新しい時代に適応した開かれた体制を作り、診療情報学の確立に取り組んでいます。このように時代と社会環境の変化に的確に対応し、社会の負託に応える責務が本学会にあると考えています。

また、本学会は1981年(昭和56年〈第12期〉)より日本学術会議登録団体として30期に至っております。2003年度(平成15年度)より診療情報管理士のための生涯教育研修会を開始し、2005年度(平成17年度)より「診療情報管理士指導者」の認定を行っています。


活動目的

(学術大会の開催)
 毎年1回、全国主要都市にて開催しています。診療情報管理業務を担う診療情報管理士(診療録管理士)の情報交換や、研究調査活動の成果を発表する場として重要な役割を果たしています。ここ数年2,000名の参加者を得て、演題発表は200題を超え、学術大会長講演、特別講演、シンポジウム等2日間活発に議論されています。

(学会誌「診療情報管理」の発刊)
 平成26年度から年4回 4月、8月、12月、翌年3月に計4号を発刊します。
 会員からの投稿原稿を中心に掲載し、調査報告・事例報告・総説等を編集委員会が査読の上、採否を決定している。第2号はその年の学術大会特集号となっています。
 そのほか、診療情報管理士通信教育の情報、理事会開催、診療情報管理士生涯教育研修会等の情報発信の役割も兼ね会員に活動内容を伝えています。年間2万6千部発行。

(診療情報管理士生涯教育研修会の開催)
 2003年度(平成15年度)より診療情報管理士の技能・資質の向上を図ることを目的とし、年6回春、秋、冬に診療情報管理士生涯教育研修会を全国にて開催しています。
 会員の絶えざる研さんのために新しい情報管理の概念や知識・技術の修得に役立つ内容を企画し、充実した生涯教育活動を開催しています。

(診療情報管理士指導者の認定)
 豊富な知識と練磨された技能を備えた優れた診療情報管理士を医療の現場におくるために指導的人材を認定しています。
 1) 診療情報管理標準化の推進
 2) 診療情報管理責任者の養成
 3) 診療情報管理士養成のための指導者の養成
を到達目標とし、2005年度(平成17年度)から実施しています。

(WHO協力事業)
 2004年よりICD(国際疾病分類)に関する課題について厚生労働省大臣官房統計情報部ICD室をとおして、WHO(世界保健機関)への国際協力の一環として、
 1) ICD-10アップデート
 2) ICD-11リビジョン
 3) ICDの普及と啓発
 4) WHO-FICアジア・パシフィックネットワーク会議
等の学術的支援事業を行っています。